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パリミュチュエル方式

パリミュチュエル方式とは?

プールベッティングとも呼ばれるこの方式は、参加者の賭け金をプールし、そこから配当金などを決定する仕組みです。賭け金は一括してプールされ、当選者の間で平等に分配されます。また、プールされた金額の一部は手数料として主催者に分配されます。

他のベッティングと異なり、パリミュチュエル方式は世界の大半の国で合法となっています。競馬やグレイハウンドレースなどで採用されることが多いですが、世界のあらゆるスポーツに適用可能です。パリミュチュエル方式に変更を加えたシステムが、日本などでロト等に採用されています。

パリミュチュエル方式の定義

基本的に固定オッズとなっており、ベット期間が終わるまで配当倍率は確定しません。ベット期間が終わったらそれ以降にベットは行えず、プールされた合計金額が公開されます。固定オッズ方式のため、ベットが終わってから配当が確定します。

この方式の主な利点のひとつは、ギャンブルやスポーツベッティングが禁止されている国でも認められている場合が多いことです。また、国によって規制されており、現場に足を運ばずとも参加できることが多くなっています。
インターカジノのようなオンラインカジノと共通する部分も多いです。

賭け

では例として、以下のような8通りの可能性があり、それぞれに対する賭け金が以下のようになった場合を考えてみましょう。

1- $60

2- $140

3- $24

4- $110

5- $220

6- $94

7- $300

8- $80

この場合、賭け金の合計は1,028ドルとなります。イベントが始まってからのベットはできません。ここでは4番(110ドル)が勝利したと仮定します。払い戻し金額は、ハウスエッジ(控除率)などをベースに計算されます。

ハウスエッジを差し引いた残りが 881.51ドルだったとします。これを110で割ると8.01ドルとなり、1ドルの賭け金につき約8ドルとなります。つまり、1ドルの賭け金につき、7ドルの利益が出たということになります。そのため、オッズは7対1になります。

パリミュチュエル方式

パリミュチュエル方式がどのように採用されているかは、国によって異なります。この方式は、主に以下の国で採用されています。